ファイル形式 |
|
Asteriskで再生できる音声ファイルはいろいろな形式があり、
mp3ファイルさえも再生する仕組みを持っています。
今回は、電話関係のシステムではよくつかわれる以下のフォーマットのファイルを作ります。
PCM、8KHzサンプリング、8ビット、モノラル、wavファイル
|
用意するもの |
|
昔のバージョンのwindowsでは、サウンドレコーダから直接上記のフォーマットの
音声ファイルが作れたのですが、最近のWindowsについているサンドレコーダは
WindowMediaオーディオファイル(wma)という形式のファイルしか作れません。
そこで、itunesを使います。
itunesは結構使っている人が多いのではないでしょうか。
iPhoneやiPadを使っている人なら必須のソフトです。
|
itunesの設定 |
|
itunesでwma形式のファイルをwavファイルに変換するように設定します。
編集→設定とメニューを辿り設定画面を出します。
この画面の一般タブ内にある「インポート設定」ボタンを押下します。
すると、以下のような画面が出るはずです。
ここで、インポート方法に「WAVエンコーダ」を選択し、
設定に「カスタム」を選びます。
すると、下記のような画面が出てきます。
画面にあるように、「8.000KHz、8ビット、モノラル」を選択してOKボタンを押下します。
すると下記の画面のようになると思います。
これで準備が整いました。
注意点としてはCD等をMP3形式で保存する人は、
あとでこの設定を戻しておかないと、以降全部waveファイルとして
取り込まれてしまうので、使った後は必ず設定を元に戻しておくことを忘れないように
してください。
|
録音開始 |
|
では、PCにマイクをつなげて、サウンドレコーダで音声を録音してください。
サウンドレコーダの「録音の開始」ボタンを押すと、録音が開始されます。
録音中は以下のような画面になります。
「録音の停止」ボタンを押すと、録音が終了され、
「名前を付けて保存」画面が表示されるのでファイルを保存します。
|
ファイル形式の変換 |
|
保存したwmaファイルをitunesにドラッグドロップします。
すると、以下のようなメッセージが表示されるので「変換」をクリックします。
すると、
C:\Users\<ユーザー名>\Music\iTunes\iTunes Media\Music\Unknown Artist\Unknown Album
に、wave形式に変換されたファイルが格納されますので、
これを利用するというわけです。
|