分解のコーナー・VTR


本日のターゲット ・・・ ビデオデッキ



最近思うんですが、ビデオデッキって、へたをすると
7800円くらいで買えて、1年くらい使って画質が悪くなってきたら
また違うのを買ってるような気がするんですよねえ。
しかも、値段は安い割に、中は混みいっていて、故障しても
簡単には直せないから、結局買い換えるほか無いみたいな・・・。
まさに物質文明の申し子のような製品ですな。

で、今回は、去年1万2000円で買ったVHSのデッキです。






まずは、カバーのネジをはずしていきます。



カバーをはずしたところ。
うむ、うむ、これまたずいぶんシンプルじゃのー



とりあえず、一番目に付くヘッドを取り外してみました。
写真では見にくいですが、磁気ヘッドがついている部分が
すんごく磨耗しています。



ヘッドにくっついていた基盤をはずしたところ。
なるほど、モーターの電磁石が基盤にくっつけてあったのですな。



ビデオの駆動部分を取り外したところ。
量産品だけあって、部品点数は少ないです。
数個のICが機能の大半をつかさどってるですね



こっちは、その駆動部分。
グリスが塗ってあって、手で触ってると、あっちこっちが
汚れてくるので、FRITZ戦意喪失ぎみ。
写真の白い部品がところどころ赤くなっている部分が
グリス。てがべとべとになります。



今回は、量産品のビデオデッキを分解してみましたが、
どうにもシンプルで、分解の醍醐味がなかったですな。
次回は、知り合いのかたがノートパソコンを分解用に
提供してくれるとのことなので、ひさびさに高価なもんを
分解できると思います。




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